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ROBOTが実現する新たな映像表現VRの世界

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ROBOT、VR事業へ参入 デジタルコンテンツ会社2社のジョイントベンチャー企業「株式会社ABAL」に資本参加

プラットフォームへのコンテンツ配信だけでなく、商業施設に対し新たなVRシステムを導入する事業を展開

株式会社ロボット(本社:東京都渋谷区 代表取締役:加太孝明、以下「ROBOT」)は、この度、株式会社ABAL(本社:東京都港区 代 表取締役:尾小山良哉、以下「ABAL」)に資本参加すると共に、VR事業に参入することをお知らせいたします。

ABALは革新的な技術でインタラクティブな映像体験をすることが可能となる「ABALシステム」を開発しています。ROBOTは、同社の 独占的営業窓口として、プラットフォームへのコンテンツ配信だけでなく、商業施設に対し新たなVRシステムを導入する事業を展開いた します。

ABALは、株式会社wise(本社:東京都港区 代表取締役:尾小山良哉、以下「wise」)と、株式会社A440(本社:東京都港区 代表取締 役:金丸義勝、以下「A440」)により2016年1月に設立されたジョイントベンチャー企業です。(*注1)

リアルタイムCG・VFX分野に強みを持つ「wise」、画像認識、位置測定、空間認識技術等を活用したソフトウエア、ハードウエアの企 画・開発を行う「A440」、そして、劇場映画を中心としたエンタテインメントおよび広告制作を行う「ROBOT」の3社がそれぞれノウハ ウを持ち寄り、ハードウエアとソフトウエアが一体となったVRシステム「ABALシステム」を開発しました。同システムは、独自の開発に よりVR空間内を自由に歩くことができ、オブジェクトに触れ、多人数による共有体験ができ、ワイヤレスによって広い行動範囲が実現で きるなど、競合システムに対しても優位性を有する、革新的なVRシステムです。

ROBOTは1986年にTVCMとグラフィックの制作プロダクションとして事業をスタート。その後、映画、TVドラマ、Web、アニメーシ ョン、モバイルゲームと、新たな分野にチャレンジして参りました。そのひとつひとつの分野で実績を積み、アニメーション制作では2009 年に米国アカデミー賞(短編アニメーション賞)を受賞することもできました。それはあらゆる分野に挑戦していくチャレンジ精神と、 常により良い作品を作るというスピリットで取り組んで来た成果の一つだと考えています。今回のVR分野への参入にあたり、経営理念で ある「エンタテイメントを通じて、勇気と希望を社会に与える」企業として、ABALと共に革新的なVRサービスの創造に取り組んでまいり ます。

(*注1)ABALに対する出資はwiseに代わりその親会社である株式会社draw(本社:東京都港区 代表取締役:尾小山良哉)が実施

◆ROBOTがVR事業に参入する意図

映像メディアは1885年にリュミエール兄弟がスクリーンに映像を映し出すシネマトグラフを公開して以来、この約120年の歴史の中で、 スクリーン、テレビ、ビデオ、パソコン、スマートフォンなどさまざまなメディアが生まれました。また、より臨場感を増すべく、サイ レントからトーキー、モノクロからカラー、2Dから3Dなどさまざまな技術革新を遂げてまいりました。しかしここ数年で劇的な技術革新 が行われるVR分野は、映像に「枠」が無いことから、過去の映像メディアの進化の歴史の中で全く別の意味も持つものだと、私たちROBOT は捉えています。

映像はメディアの進化でもあると同時に、クリエイターによる技法の進化でもあります。いま世界中のクリエイターがVR分野に参入を し、映像の「枠」がなくなった時にどのようなコンテンツ体験が実現できるのか、試行錯誤をはじめています。ROBOTも同じスタートラ インに立ち、VRの撮影方法、編集方法、演出方法、ストーリーテリングなどの研究開発やコンテンツ開発を行い、VRをはじめ映像エンタ テイメント全体の発展に貢献できればと考えております。

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