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クラウドファンディングの落とし穴

3,400万ドル(約39億円)分にも及ぶ予約注文を集めながら先日、事業停止を発表したドローンメーカー「Lilyロボティクス」社のことを聞いたことがあるという人は多いのではないだろうか。

なんとこの「Lilyロボティクス」社は実在しないドローンの機能を紹介して資金を集めていたそうだ。さらにプロモーションに使ったデモ映像は他の会社が製作したドローンによって撮影されたものを加工したものだったのだ。

このようなクラウドファンディングでのトラブルは他にもいくつか存在する。今回はそのいくつかを紹介しておこうと思う。

次に紹介するものもドローンのプロジェクトである。Torquingグループが超小型空撮ドローン「ZANO」を開発するために集めた資金は4億円以上だったが、なんと会社が倒産してしまった。返金を求める声もあるが倒産してしまったため、返金される可能性はかなり低いそうだ。この「ZANO」は、延期の連続であり、実際に届いた完成品もほとんど飛ぶことのない不良品だったそうだ。

次に紹介するのは、2013年にSkully社がIndiegogoにて開始したナビ付きバイク用ヘルメット「Skully AR-1」です。このプロジェクトは人気を集め、目標額の10倍もの資金を集めることとなった。しかし、その集めた資金を自分たちが勝手に使用してしまった。どのような使い方をしたのかというと、家賃や引越しの資金にしたり、高級車のレンタルなどだった。さらにその後会社は業務を停止してしまったので、支援者に商品はもちろん届かずに返金さえされていないのだ。

また、少し今まで紹介したものと異なる失敗としては、「Robot Dragonfly」がある。これはトンボのように飛ぶロボットということで人気を集め、1億円以上の資金を集めることに成功した。しかし開発が始まってから、羽の運動が思うようにならず、ついには資金が尽きてしまうという結果に終わってしまった。これは詐欺ではないですが、資金は調達できたが、開発の段階で失敗してしまったというプロジェクトもあるのだ。そのような失敗は資金を使ってしまっている訳なので、返金されない可能性もあるようだ。

このようにクラウドファンディングは通販などと違い確実に届くという保証がなく、返金の保証もないのだ。クラウドファンディングを利用するときは、企画している会社のことやプロジェクトの内容があまりに無理がありすぎるかどうかという点などに気をつけなくてはいけないだろう。資金が十分に集まっているから大丈夫だろうと思うかもしれないが、過去にこんなにも多くの資金を集めても失敗しているということを忘れないようにしないといけないだろう。クラウドファンディングは確かに夢のあるプロジェクトなども多くあるが、利用する際にはリスクのことも頭に入れておかなくてはいけないだろう。

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