コラム

ベンチャー企業が海外でサブスクリプションを利用した新ビジネスを展開

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企業が商品を販売したり、サービスを提供する際には、なるべく選択肢が多い方が消費者にとって良いとされています。規模の大きな企業であれば、品揃えを豊富にしたり、コースやメニューなどをたくさん設けることで、利用客のニーズを満たそうとしています。しかし、商品やサービスの種類があまりにも多すぎると、消費者にとってはどれを選んだらいいのかよく分からず困ってしまうことも少なくありません。そのため、ベンチャー企業の多くはサブスクリプションを利用して、提供するサービスや販売する商品の種類をある程度絞るようにしていることが最近では多くなって来ています。特に海外で新ビジネスを展開しようとしているベンチャー企業に関しては、サブスクリプションの形式で事業を進めていくことが鍵になっていることが少なくありません。

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サブスクリプションというのは、もともとは一定の期間に一定の金額を支払って、サービスの提供を受けることを意味しています。商品などを販売する際に、期間限定で魅力のある商品をリーズナブルで売っていることがあります。そういったのがサブスクリプションを利用している代表例ということです。サービス業においても、期間限定で普段とは異なるメニューやコースを設けていることがよくあります。消費者にとっては、その時期に最適な商品やサービスがすぐ分かるということで高い評価を得ることができるのです。

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また、ベンチャー企業や海外進出をする企業の場合には、資金がそれほど豊富ではありません。現地で法人を設立するだけでも、かなりの費用がかかります。そこでサブスクリプションを利用することで、経費の削減にも繋がっているのです。同期間に多数の商品を販売すると、経費がかさみますが、販売期間を少しずらすだけでだいぶ経費を節約できます。そして長期的な視点でみれば、販売する商品の種類自体は豊富ということになります。そのため、新ビジネスとして注目されているのです。