コラム

プラスチックスプーンに代わる環境に良い商品開発から考える

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環境に悪いプラスチックスプーン

プラスチックスプーンを使ったことのない人はほとんどいないでしょう。コンビニなどでデザートを買えば一緒についてきます。プラスチックスプーンは、すぐにデザートを食べたい時に非常に便利なものですが、石油で作られているので環境には悪影響を及ぼします。みんな、プラスチックスプーンが環境に悪いだろう。と思いながらも、便利なので、使うのをやめないのが現状です

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プラスチックスプーンより環境に良いスプーンの提案

そこで、プラスチックスプーンに代わる提案をしているのが、インドの「Bakey’s」です。「Bakey’s」は、プラスチックスプーンを使う代わりに、米など穀物の粉で作られたスプーンを使うことを提案しています。プラスチックスプーンのように価格も高くはなく、さらに環境に優しいことは言うまでもありません。

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ゴミの出ないスプーン

穀物で作られたということは、もしも、食べてしまっても問題がありません。なんと、このスプーンには、プレーン、スイート、ピリ辛という3種類の味まであります。使った後にそのまま食べてしまえば、ゴミも出ないというおまけつきです。

新規商品開発時のポイント

最近では近江商人の昔ながらの「三方良し」(売り手よし・買い手よし・世間よし)が改めて見直されてますが、最後の世間よしと言う部分が、現在別の言い方でソーシャル最近デザインとなるのではないでしょうか?

商品を開発しリリースすることで、社会にどのように関わりをもち、何を解決していくのか?

それが明確であればあるほど、社会的評価も高まり他人に勧めやすくなる。つまりはソーシャルメディア上でも拡散しやすくなります。

マーケティング4.0を意識した商品開発

作年フィリップ・コトラーはマーケティング4.0を提唱しましたが、日本はまだまだマーケティング2.5〜3.0といったところで、ようやく3.0のソーシャルデザインで、この企業のこの商品はどのように社会貢献しているのか?というところに入りました。

いいものをつくる。ーマーケティング1.0

この企業を愛している。ーマーケティング2.0

この企業・商品はどのように社会貢献しているのか?ーマーケティング3.0

自社商品・自社だけではなく、社員として社会にどのように関わり共創していくのか?ーマーケティング4.0

あなたは商品開発をする際にどこを目指して商品開発を行ってますか?

商品開発に関するご相談、お問い合わせは、以下のフォームからお願いいたします。

     

    Bakey’s : Web / Facebook