コラム

【VRルネッサンス】VRなどの新しい映像表現にみる新しいビジネスの可能性

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【VRルネッサンス】

ローンチ前から既に1300億円以上をGoogleやアリババから調達して、伝説になっている
MagicLeapの新しい映像です。(映像元:WIRED)

VRでもARでもないその複合のMRを基本としているMagicLeap
どんな技術なのか、何をもたらそうとしているのか完全なものはまだまだ未発表ですが、いつも映像を見ると「なんかわかんないけどすごそー」という期待感ばかりが醸成される。
我々もVRプロジェクトのお手伝いをしているが、MagicLeapの存在感はすごい。もうラスボス感さえある。
海外のVR関連に関する投資額が数百億円単位でつぎ込まれているのを横目に、我々は1億円以下でいま勝負しなければいけないのが歯がゆいが、我々は我々の出来ることでやるしかない。

VRの言葉の意味を知りたい方はこちらをご覧ください

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https://www.sakusenhonbu.com/post-612

VR・AR・MRを使った新しいビジネスアイデア

・ホテルルームを使用した仮想観光

既にMarriottHOTELは実施してますが、日本のHOTELでは未だ実施しておりません。いま日本のホテルはチャンスです。今なら日本初ですよ。marriot

HOTELに宿泊した際に5〜15分ぐらい、バーチャル観光をすることでその場所に興味を持ってもらう。
また普段公開していない神社・仏閣や立ち入り禁止区域に設定されている世界中の観光スポットなどを中心としたものを公開。HOTELなどの家具の配置などが固定化されている場所のほうが映像が作りやすく、再現しやすいかと。

・建築物のプレゼンなどには有効

今は模型を制作したり、CGで作りこんだ映像などを元にプレゼンをおこなうが、家や施設など今度の国立競技場なんてまさにやって欲しいが、バーチャルで施工計画の説明が行われる仮想ウォークスルーが可能となることでより現実感が増し、施主に対してクレームが起こりにくいものを完成させることができる。

・医療従事者向けVR活用

VRは医療向けが一番活用することが多いと思う。弊社でも注射シミュレーションARアプリをで製作したが、新しいマシンや新しい薬など慣れていないものが出た際のシミュレーションマシンとして、であったり、患者のMRIやCTスキャンなど撮影したデータを3Dで表示しあらゆる角度で皆で確認することで、より精密・正確に把握することが可能となる。
当然シミュレーションの場合は触覚も伴わないといけないが、注射針を刺す感覚や、整形外科のシミュレーションなどであれば皮膚を切開していく感覚なども再現されるだろう。

・記憶の共有体験

最近はyoutubeで360°の映像をUPできるようになった。アーカイブされた360°映像は既に「記憶」と呼べないだろうか。つまり写真・画像などだけでは味わえなかった雰囲気のようなものが360°の映像を味わうことでその人の嬉しかった記憶や、例えばなかなか味わえない「スターの感覚」や「大統領就任の感覚」などを味わえたり、事件や事故などが起きた際に捜査員全員がその場に行かなくても1人が現場に赴き全てを映像で記録することで、数多くの人が現場に行かなくても現場を捜索することも可能になるのではないか。

・悪魔経営者向け

悪魔のような経営者の方は、VRヘッドセットを社員に付けさせましょう。トラブルや納期間近で帰宅出来なそうな社員がいたら、VRヘッドセットをつけさせてバーチャル帰宅させることで、気分はリラックス。そしてバーチャル帰宅させた後は、また作業を開始。とこれならバーチャル社宅制度で家賃支援をおこなってもいいのではないでしょうか?

最後のはジョークとしてですが、一番肝心なのはこれら上記のアイデアを実行するデバイスはこれからも数多く出てくるだろうし、様々な業界で様々なコンテンツが制作されていきますが「視覚=VR」ではないということと、それらVRコンテンツを「どこで体験させるのか?」というのと、「何人で体験させるのか?」それと「どうやってそのコンテンツを配信するのか?」ということを考えないといけない。世界中で切磋琢磨されているVR。エンターテイメントが一番ハマりやすいが上記のような、エンターテイメント以外での活用は多く考えられる。我々はいまエンターテイメントを中心としたVRの開発をおこなっているが、それはVRコンテンツのみの開発ではなくプラットフォームと併せ提供方法まで考えている。
住宅・医療・建設・宿泊・観光を始めとした、ご自身の業界でももし仮想体験をおこなえるとしたら、どんな体験をさせることが顧客のためになるのか?を一度考えても良いのでは?VR=ゲームではありません。きっとあなたの業界にも関係することになるでしょう。

ちなみに・・・
一番VR分野で進んでいるのはおそらくゴルフシミュレーターかと。芝生の状態や斜面や凸凹などもリアルの場のシミュレーターで再現するなんて、すごすぎます。
Vision-1

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